井戸とポンプの修理職人もぐら2号です。
今週も、井戸の修理依頼がありました。「うちの駐車場で洗車用に使っている井戸の水が少ないねんけど、、やっぱり 打ち直し(※井戸を掘りなおすことです)せんとあかんやろか??」って。
「いやいや、とりあえず見に行くので、それから考えましょう」とお答えして、三日前にお伺いしてきました。
まず、見たのは一番近いところの出口、、そこは井戸からの水が少ないから一度タンクにためて使っているので、そこに入る量を確認、、、確かに少ない、、水道の蛇口を少し開けたくらいの量しか出ていない。さらに、赤さびや砂・ゴミ等の浮遊物もありました。
次に、ポンプ側にいって通常に動いているかを確認、、、。いろいろ見る方法はあるんですがとりあえずOK。
となると、この時点で水が少ない理由は1、井戸の湧水量が少ない 2、配管のどこかが詰まっている に限定されました。
で、この井戸には砂や赤さびがよく水と混ざって出てくるので、砂取り器ってのがついてました、、、。
※砂取り器…読んで字のごとく井戸から地下水と一緒に上がってくる砂やごみを取り除く機器です。基本的には網やメッシュ・フィルター等々で砂を取り除きます。つけてる場所がポンプ前につけることによってポンプ保護の場合と、出口側につける浄水作用があります。
その砂取り器があったので、それのフィルターの掃除しました、、、→水量変わらず。
フィルターを取り除いても、、→水量変わらず。
この時点で、水の少ない理由は1井戸の湧水量が少ないに断定されたので、今日はこの時点で終わりです。
以後やることは、1、井戸の洗浄(コンプレッサー等で掃除)をします。これで、水量が元に戻れば打ち直しをしなくてもいい
しかし、期待通りに水量が戻らないこともあるので、工事見積もりを提示して、リスクとリターンのバランスを見ながら、
着手するかを考えていきます。今回の場合は、もともと水量がある程度あったと聞いているので、
原因は井戸の湧水口がふさがってると予想できるます。
この案件の続きは、また報告します