井戸モグラ2号です。
兵庫県東南部(神戸市・明石市・加古川市・稲美町・三木市・小野市・加東市・姫路市)で、井戸を掘ったりメンテナンスしたりしています。
今日は、《深井戸》ポンプの水の出が悪くなった時、どうなってるの??です。
お客さんから、「ポンプの出が悪くなってんや、、、ポンプ寿命か??」とよくお問い合わせがあります。さて、これは正しいのでしょうか??
とりあえず、ポンプの水の出が悪くなった時の原因を書き出してみます。
①ポンプの不調
→インペラ(ポンプの羽)が摩耗したりして、能力を出せない
②揚水管やポンプの閉塞
→揚水管やポンプの中に、水あかや砂が溜まって、水の流れが悪くなってる。
③揚水管の腐食による穴あき
→揚水管が、腐食によって穴が空いて、水が漏れてる状態になってます。
④バルブ・チャッキ弁が、落ちてる
→バルブやチャッキ弁が、腐食して落ちて詰まってる状態
これらのどれかの原因でなってるのですが、①以外の原因でポンプ交換するともったいないのですが、、、、なかなか判断しにくいです。
先日も、90%以上揚水管の穴あきと判断しても、もしかしたらポンプの不調の可能性も捨てきれない。って事で、ポンプを注文して作業に入りましたが、、、
見事に穴が空いてました。
しかしながら、ポンプも注文していたので、新品のポンプを入れて、既存のポンプを整備し予備用にすることになりました。
この日のポンプ工事の内容は、、、、
《深井戸データ》
深井戸深度 45メートル
自然水位 10メートル
運転水位 15メートル
《ポンプデータ》
ツルミポンプ SP5A-7 1.1kw
ポンプ位置 24メートル
揚水量 約100ℓ/分
朝9時から12時で作業行いました。