井戸モグラ2号です。
今日は前回の続きの『姫路の古民家の古井戸改修工事』の工事内容とその後のお伝えします。
前回に説明した工事内容は、、
①丸井戸調査
②揚水試験
③丸井戸浚渫工事・補修工事
④井戸枠・蓋及びポンプ交換工事
です。実際の工事は、①〜③を1日で終わらせて、④を別日に行いました。
まず、井戸内に入るためのやぐらを組んでいきます。そして、井戸内の地下水を組み上げて、浚渫(掃除)を行って行きます。
井戸の底の、土砂やペドロを丁寧にかき上げてから、底に新しい砂利を敷き詰めます。
これは、泥が巻き上がらないのと、細かい砂が出にくくする為にしています。
それと同時に、井戸枠のヒビ入ったりしているところをセメントで補修したりも行います。
そして、井戸枠の補修と井戸蓋の新設、そして新しい浅井戸ポンプの取り付けした写真です。
浅井戸ポンプは、新しいのにした理由は
一つ目は、古くなって壊れかけてました。
二つ目は、今はインバータ制御のポンプで、ものすごく静か&電気代も節約出来るモデルが出ているので、お勧めしました。なかなかお客さんには、最新の浅井戸ポンプの情報は入らないので、、、。
あと、写真の右上にあるのは、手押しポンプです。何のために、、、??ですが、これは、災害などで停電した時にも、井戸水を供給出来るためにです。要は『防災用ポンプ』です。
ここの仕事は、最新の機器を使う事によって、利便性(使いやすさ)だけでなく、防災用といった新しい使い方を提案できたのが、良かったと思います。